浴槽の素材にはこだわりましょう!
お風呂と一口に言ってもその内容は様々違いがあります。
まず浴室で一番大切な部分、つまり浴槽の素材について考えてみましょう。
浴槽の素材がなにかなんて一般の人はあまり考えないかもしれませんが、実は様々な素材が浴槽に使われていて、費用も感触も違いがあります。
まず注目したいのが「ホーロー」という素材の浴槽です。
これはガラス室の材質で光沢があるのが特徴です。
高級感もあり、ラグジュアリーにバスタイムを楽しみたければおすすめかもしれません。
そして今様々なシーンで大活躍のFRP(ガラス繊維強化プラスチック)の浴槽も人気です。
これがいわゆる最近の一般的な浴槽のイメージで、手触りがよくて保温性にも優れ、お風呂洗いなどの手入れが簡単なのもメリットです。
さらにはステンレス製の浴槽というものも存在しています。
このステンレスのメリットはやはり錆にくいという点でしょう。
保温性もよく、耐久性にも優れています。
しかし見た目や触った感じが冷たいので、あまり好まない人もいるようです。
最後に一般家庭でも木製の浴槽にすることが可能です。
木材独特のやわらかな雰囲気や肌触りを好む人が多いようです。
自宅のお風呂を木製の浴槽にするなんてかなりこだわりが強いオシャレな人かもしれませんね♪どのような素材を選ぶかで雰囲気も湯に使っている時の触れている感触も違ってきますので、自分に合った素材のお風呂を選びましょう。
掃除がしやすい内装材がおすすめ
お風呂場の手入れというのはとっても大事なものですよね。
ちょっと油断するとすぐにカビなどが発生してしまうので、いつも清潔にすることが大切です。
お風呂の壁や床、そして天井などに使用する内装材も実は色々な種類があるんです。
まず一番一般的な素材としては「樹脂系の内装材です。
樹脂系の嬉しいところはカラーのバリエーションが
豊富で自分の好みに合わせやすいところです。
手入れも簡単ですし、お値段もそれほど高くはなりません。
続いて昔ながらのスタイルでタイルという素材があります。
個性を出して色々なデザインにすることができますが、タイルとタイルの間の目地の掃除が結構大変なのがネックになります。
そして浴槽に続いて内装材でもやはり木製のものが登場します。
浴槽の場合と同じで木材の持つ雰囲気と感触が和の空気を醸し出してくれます。
こだわりのお風呂を作り上げたいという方にとってはかなり良い素材かもしれません。
全体的に木材を使うのは高額になりやすいです。
もちろんどんな木材を使用するかによっても価格がかなり上下します。
内装材と浴槽の素材はそれぞれよく考えて決めましょう。
見た目だけでなく掃除のしやすさなども重要なポイントになってきますね。
理想の快適なバスタイムを実現するためには自分好みのお風呂に仕上げることが大切ですので、
素材選びはその第一歩と言えます。
フラット?ベンチ?浴槽の形を決めましょう
さて、お風呂を形作る素材の選択が済んだら今度は浴槽の形に注目しましょう。
実はかなり多種多様な形のお風呂が用意されているんです。
まずはスタンダードな普通のストレートタイプの浴槽は皆さんすぐに思い浮かぶと思います。
それ以外にも斜めになっているコーナー浴槽、かわいいデザインのタマゴ浴槽、曲線が印象的なアーチ浴槽、ゆったり入りたい方におすすめのワイド浴槽、そのほかにもエスライン浴槽などがあります。
それぞれ特徴があり、節水に向いているものもあるので、色々と考えながらどの形が一番自分に合っているか見極めていきましょう。
浴槽の中のタイプも2つの種類があります。
フラットタイプとベンチタイプと呼ばれるものです。
フラットタイプはいわゆる普通の浴槽で底が平になっています。
お湯をたくさん張って、全身をしっかり浸けてゆったり浸かれます。
それに対してベンチタイプは最近段々人気が出てきているタイプの浴槽です。
底に段差があり、高いところと低いところがありますので、半身浴などをする人に人気がある形となっています。
またこのベンチタイプだと小さなお子さんでも段差に腰かけてしっかりとお風呂に浸かれるという利点もあります。
大人がベンチタイプで肩までお湯に浸かりたい場合は少し態勢を調整する必要がありそうです。
このようにお風呂の形もいろいろですから、家族皆でワイワイと相談しながら決めましょう。
便利なユニットバスという選択肢も!
今や多くの住宅のお風呂場がユニットバスになっていることは皆さんもご存知ではないでしょうか。
ユニットバスの場合選択の余地はあるのでしょうか?
例えばシャンプーを置く棚やユニットバスの壁の色、そしてシャワーのタイプなどを選ぶことができます。
そして最近では浴室乾燥機をつけたり、ミストシャワーを付けるなどのオプションもあるようです。
以前であればユニットバスにテレビやスピーカーを取り付けて楽しいバスタイムを演出していたようですが、防水のスマホなどの登場によりテレビやスピーカーの設置は少なくなってしまったようです。
以外とユニットバスも楽しいオプションが多かったんですね。
最近では完全なユニットバスではなく、ハーフユニットバスというのも人気があります。
このハーフユニットバスというおは、浴槽や床などがユニットで作られており、壁や天井はそのユニットに含まれておらず、現場で好みに合わせて作るタイプのお風呂です。
例えば防水性の重要な浴槽と床はユニットバスにして、壁と天井は木材で作るなどの合わせ技をするわけです。
木材の高級感と落ち着きを醸しだしつつ、ユニットバスの利便性もあるので非常に機能的かつ雰囲気のあるオシャレなお風呂の完成となります。
ただしハーフユニットバスの場合は通常のユニットバスと比べて工事が複雑になることは言うまでもありません。
造作風呂で選ぶこだわりのお風呂!
最後のご紹介するのは多くの人の憧れでもあると思います、ユニットパーツをまったく使用せずに自由に作る造作風呂です。
完全なるオーダーメイドで、自分だけのお風呂となります。
造作風呂であればお風呂のサイズ、よくそうのサイズから形、素材なども自分の意のままですので、徹底してこだわりを出すことができます。
半露天風呂なども可能なため、お風呂が好きでたまらない方は造作風呂でお気に入りを追求していただきたいと思います。
もちろん自由度が高い分価格がかなり高くなる傾向があります。
そしてあまり複雑な作りにしてしまうと、掃除などが大変だったり、保温性がイマイチだったりと弊害が出てきます。
ユニットバスは防水性がかなり高いものでしたが、完全に造作風呂の場合、ユニットバスに比べると水漏れなどのリスクも考えておかなければなりません。
水漏れの点を考えると造作風呂は1階に作るのがベターでしょう。
映画が好きでオシャレ好きな方は浴室に猫足のバスタブを置くなんていう人もいるようです。
気分はハリウッド女優という感じで泡のお風呂にするのでしょうか。
そうした海外志向的なお風呂の作り方もおもしろいかもしれませんね♪
お風呂のタイプはいろいろあって、人の好みもいろいろです。
さらにそれに費やせるお金も家庭によって違うので、自分の予算の範囲で快適なバスルームを作り上げていきましょう。