リビングと寝室をリフォームして快適な空間を演出
マンションや戸建に限らず、全ての人にとって住まいとはプライベートな居住エリアのことを意味しますが、その中でも特にリビングと寝室は家族がもっとも素の自分をさらけだせる、寛ぎの空間になります。
自分ひとりだけでなく家族にとっても安らぎと静穏、そして心の休息をもたらしてくれるリビングと寝室をリフォームすることで、今まで以上に快適な空間を演出できるようになります。
例えばリビングを今までよりも広々としたスペースにリフォームしますと、大型のテレビやソファ、テーブル、イス、インテリアなどもか飾れるようになりますので、帰宅してリビングのソファに座るだけで心も身体も大いに癒されていきます。
食事はのんびりと余裕をもっていただくことができるようになりますので、朝の慌ただしい時間であっても自分の時間を大切に、
朝のニュースを大画面のテレビで視聴しながら、大きなテーブルに野菜やソーセージ、焼きたてのパンにバターを塗り、お腹を満たした状態で出かけられます。
小さな居間ですと細々と動かなければならず、スペースもありませんのでイライラやストレスの原因になりやすいのですが、
リフォームをして従来の空間を拡大させることで、新しい生活をスタートさせることができるのです。
もちろん、そのような生活を送るにあたって、リフォームをするべきは居間だけでなく、寝室も大いに改善した方が良いです。
例えば今までの寝室が日当たりが悪く、風の流れが良くない環境であった場合、毎日部屋の中がジメジメと湿気が多くなりますので、衛生面に悪影響があり、部屋の雰囲気も暗く鬱々としたものになりますが、そこにリフォームを手を加えることで、朝日を浴びることができる日当たりの良い寝室へと一変、風通しも良くすることで爽やかな風の流れを室内にいながらであっても感じることができるようになります。
そして部屋の環境は改善され、毎日毎晩快眠のできるベッドルームへと生まれ変わることで、一家団欒の場に相応しい空間が完成するのです。
リビング・寝室のリフォームと老後も安心のリフォームプラン
リビング・寝室等は生活の中心となる空間のためリフォームを行う際は快適な生活を送れるようなプランニングが必要となります。
リビングについて近年採光や通風もよく眺望の良い2階にリビングを設ける人が増えています。
現在の住まいが北向きであったり日当たりが悪い住宅密集地などでも大きな窓を設けたり、
トップライトを設けたりすることで明るい空間を作ることができます。
2階にリビングを置くメリットとしては、1階に個室を配置することで壁の量が増え建物が安定し耐震性を向上させることができます。
また、1階にリビングを増築する場合、庭側の壁を解体して大きな窓を設けるだけでも解放感のある空間を作ることができます。
さらに余裕があればサンルームやウッドデッキを作ることで自然と一体化した住まいが生まれます。
寝室をリフォームする際は、方角に気をつける必要があります。朝日や夕日などの入る時間帯を考えながら窓の配置を考えることが重要となります。
リフォームを行う際は老後のことを考えてバリアフリーなどの福祉を取り入れたリフォームを施すことも重要といえます。
まず照明器具についてはベッドから寝たままでも点灯・消灯ができるようにリモコン操作で照明調節し
適正な照度を確保できる環境を作ることが大切となります。
床については、車いすの使用も考慮して滑りにくく、傷が付きにくいもの、さらにお手入れが簡単な物を選ぶことが重要です。
また、床暖房などを入れることで冬でも快適に生活することができます。
扉は、つまづきや転倒を防ぐために楽に開閉ができる引戸にし段差のない出入り口にすることで車いすの場合も対応が可能となります。
リフォームする際は、せっかくバリアフリーにしても家具が多くては転倒の原因になりかねないので移動のさまたげとなる家具類は整理してすっきりさせる必要もあります。
また、寝室ではコンセントを少し多めに配置し、ベッド廻りで使う器具を高い位置に設置しておけばより便利となります。
リビングと寝室をリフォームした時の体験談
まず最初にリフォームしたのはリビングでした。きっかけは近所の住宅展示場で自宅よりはるかに広いリビングを見てしまったことでした。しかも驚いたことに自宅のと広さは同じで、内装が少し違うだけだったのです。そこで私と夫はまず家具の移動を試みました。配置を変えるだけで、もっと広く感じられるようにならないかと大掃除並みに家具を動かしてみましたが結局動かすことができない壁の出っ張りなどが障害となってうまくいきませんでした。そこでリビングの内装を変えてもらおうという結論に至り、内装リフォームを依頼しました。そして完成した新しいリビングはあの住宅展示場でみたような広々とした空間に様変わりしていました。
普段食事のあとにくつろいだり家族がそろって団欒する場所なので依頼して良かったです。リビングが広くなってからは居心地がいいのか子供達も勉強道具を持ってきてワイワイしながら勉強しています。やっぱり広くて過ごしやすいのが一番です。
その次にリフォームを依頼したのは寝室です。前までは子ども二人は同室で、その子供部屋が寝室も兼ねていました。しかし成長してゆくにつれそれぞれが部屋を持ちたいと言い出すようになり、それでは今の部屋を二つに分ける形でいいかと聞いたところ、狭くなるが自分の空間があればそれでいいとのことでした。そこで子供達の寝室をなるべく自然に二つの部屋に分けてもらうようにリフォームを依頼し、そしてドアもそれぞれ付けてもらいました。
結果として今までより狭い寝室が二つできたわけですが、二人とも自分だけの部屋ができたことに満足して、好きな歌手のポスターや、漫画のキャラクターのフィギュアなどを飾ってそれぞれ居心地の良い空間を作っています。私としては部屋が狭くなって不便ではないのか、などと思っていますが本人達が満足そうなのでリフォームして良かったです。この二つの空間を変えただけで家がとても過ごしやすい場所になりました。家族もみんな満足しています。