ダイニングキッチンのリフォーム
それでもリフォームを都度行って行かないととても何十年も住み続けることはできません。それも特に、水回りです。もともと欠陥住宅などでなければ(基礎などを除いて)この2点の劣化は居住していく中で最も気になってくるところです。具体的に言うと、トイレ・バスルーム・キッチンということになります。これらの場合、大掛かりなシステム改造が必要となってくるため費用もそれなりにかかりますが、逆に言うとここを上質なものにするということは、一気に空間がリフレッシュされるため、最もリフォームが効果的な箇所だということです。
今の住宅スタイルでいうと、ほぼダイニングキッチン、リビングダイニング、など連続した空間になりますので、ここを統一して手を入れると効果的です。トイレ・バスルームも水回りと言う点ではリフォームが必須になる部分ですが、ここでは生活スタイルに合わせて変えるべき場所・キッチンについて述べたいと思います。
キッチンの場合、経年劣化という点だけでなく、生活スタイルの変化に対応する必要があります。具体的に言うと、その時々の家電の変化が大きいため、居心地という以上に使いやすさに変化が出てきてしまうのです。電化製品は時代とともにコンパクト化がすすむものですが、オーブンなど使いやすさや機能の追加のために大型化がすすむものもあります。大型家電をいくつかおいても使いやすく、こまごましたものもすっきりと収納でき、続くダイニングやリビングも統一感がある、そんな一体型の空間にリフォームすると、住宅が見違えるようにオシャレになります。
もちろん安い投資ではありませんが、これからも長く住み続けるための費用対効果はとても期待できるはずです。ここ数年、リフォームも多種多様になり、古さも生かしつつ新しさもとりいれるスタイルが主流になっています。住み慣れた我が家を少しずつ新しいものに変えていきながら、これからも長く住み続ける、そんなヨーロッパのような住み方をしていくことが当然のように定着するかもしれません。
リフォームの金額から考えられること
リフォームでは数百万円程かかるのが一般的ですが、それでもキッチンなどは水回りがあるので、それ以上に高くなる事もあります。浄水器や生ごみなどを処理する機械などを導入するともっとお金がかかるようになります。料理をする女性の立場に立って、料理がしやすいように女性にその配置を決めてもらう事も重要です。できるだけこうしたリフォームには女性が関わった方が良く、よりキレイな台所を作り出せるようにすることが大切です。ダイニングに関しても女性にとっては生活スペースになることも多いので過ごしやすい環境にしておくと良いです
キッチンリフォームを成功させるためのコツ
リフォームを計画してみても、知識がないとまったく計画できないと思います。イメージできない計画を実行しても、満足することはありません。計画を考える前にとりあえず勉強から始めると良いです。クライアントにある程度の知識がないと、施工する側の人間は困ってしまいます。施工する側と同じスタンスになる必要があるということです。ある程度の話ができると、わりとスムーズに話が進みます。
クライアントがしっかり理解することで質の高いリフォームが可能になります。とくにキッチンやダイニングは機能性が求められてくるので、しっかり理解していく必要があると思います。個人で勉強するのは難しいことなので、インターネットで情報収集すると良いです。インターネットでは詳しく説明しているサイトが多いので、いろいろなサイトをチェックすると良いと思います。実際と少し異なりますが、参考までにはなります。
ダイニングやキッチンをリフォームするコツは、計画する前に勉強することです。いろいろなサイトで情報収集していくのですが、なるべく数字まで詳しく説明しているようなサイトが良いと思います。具体的な数字を把握することで、費用がどれくらいかかるかイメージできます。もちろん、具体的なキッチンやダイニングの構図を考える必要もあります。ある程度の知識が身に付いたら、次は計画していきます。その計画をリフォーム業者に見積もりしてもらって、実際にどれくらいの費用になるか把握します。
予算は最初から決めておかないと、簡単に予算オーバーします。予算オーバーを防ぐためにも、優先順位を決める必要があります。優先順位はわりと大きい箇所から決めていくと良いです。ダイニングは優先順位を決めてからです。キッチンは壁付けにするのか、そうでないか決めます。狭い部屋やマンションでは、壁付けが主流になっています。広い部屋にはアイランドがおすすめです。
キッチン・ダイニングをリフォームするとこんなにいいことがある!
家族全員が集まってくつろぎ、時にはお客様をお呼びするダイニングをリフォームすれば心機一転、まるで新居に引っ越したかのような気分になれます。また、孫が出来て同居した場合には、ダイニングの壁や床を新しくして、汚れが落ちやすくお掃除し易いように変更も出来ます。お手入れが楽になるので、奥様や同居のご両親にも喜ばれるでしょう。ダイニングだけでなく、外せないのがキッチンです。女性が毎日3度は立つキッチンは、使用頻度も高く、水や油なので汚れきっていることが多いです。年をとって体系や身長に変化が表れる人も多く、昔とは違って使いづらいと感じることも少なくありません。無理をして使い続けることは、腰や脊椎を傷める原因にもなります。
リフォームを機会に、家族により使いやすいキッチンにしてみませんか。最近の素材はステンレスはもちろん、大理石や特殊合成プラスチックなど多種多様です。お手入れの仕方や使い心地もそれぞれ違いますので、ショールームで実際に触って選ぶのが良いでしょう。また、色のバリエーションも豊かになりました。昔はクリーム色や白が多かったのですが、ブラックやピンクにオレンジなど、そのお家に合わせた色選びも可能になりました。もちろん、使う人の好みに合わせることも出来ます。
好きな色と質感のキッチンなら、より料理が楽しくなりそうですね。コンロも増やすことが可能ですし、このさいIHを導入するという手もあります。年をとったら火の管理が心配ですので、妻や両親へのプレゼントに新しい台所はいかがでしょうか。食器自動洗浄機がオプションで選べる製品もあるので、大家族や共働きで忙しくても、後片付けが楽に出来ます。ただ新しくするだけではなく、せっかくですから綺麗に便利にしたいものです。