初めてのリフォームで重要な見積りと費用
家に何十年も住んでいるとリフォームを考えることもあるでしょう。
初めてのリフォームとなると、やる気も大きいことかと思います。
自分の好きなように家の中を決めることができるのは小さな頃に憧れたお城作りに似ているかもしれません。
ここにはテーブルを置いて、椅子はこのように配置してなど想像するだけで楽しいと思います。
しかし、いざ実際やってみようとすると思った以上に費用がかかり驚かされることがある場合があります。
この費用というものが、大きく立ちはかって自分のやりたいこととのギャップに悩んでしまい断念してしまったり、
やっても満足のいくものにならないということになる場合もあります。せっかくやったリフォームなのに、それでは残念です。
自分のやりたいことと自分が出すことができる費用とをしっかり見比べながら双方のギャップを埋めていくことが大切です。
最初に、この部分をしっかりと考えていくことが、成功する秘訣だと言えます。
では、その成功するためにはどうすれば良いのでしょうか。
ここで、重要になってくるのがリフォームにかかる金額の見積りを出すことです。
見積りは、専門のアドバイザーや不動産屋の方に相談し出してもらいます。
自分がやりたいと思っていること相手にを伝えて、相手はお客の意見を聞いてそのお客さんに合うようなプランを出してくれることかと思います。
見積りを作ることで、かかる費用や内容が目に見えてわかります。
自分が思い描いている理想が現実味を帯びてきて冷静に考えることができます。
この見積りの段階で、できれば複数のところからもらう様にしておくことがお勧めです。
一つのところで即決しないで、色々検討したほうが良いです。
色んなところを覗くようにしておきましょう。この理由として、比較することでより費用が安いところが見つかるかもしれないということがあります。
ならべく出ていくお金を安く抑えたいというのは誰しも考えることです。
いくつか比較してより安いものを選ぶことが必要だと思います。
見積りの段階でお金が発生することはあまりないので、積極的に見ていくことが大事だと思います。
しっかり吟味したうえで、素敵なリフォームにしましょう。
リフォーム費用。見積り外の出費とは。
契約後に追加料金や想定外の出費が生じるケースが多々ある。
それは、契約後に施主から追加や変更の要望が出されたり、工事が始まってから判明した予期せぬ補強工事の必要が発生する場合などが原因として多い。
だが、見積り段階で双方がしっかりと話し合うことで想定外の出費を極力抑えることもできる。
リフォームが初めてであれば何を質問してよいかわからない、見積り書の見方がわからないといったことが考えられる。
だが、質問を遠慮すればリフォーム会社も手探りで始めるしかない。
現場調査の段階では床板や壁を剥がせないので推察できず、見積りに入れていないリフォーム会社もある。
例えば、「どんな場合に追加料金が発生するのですか。」とストレートに聞いてみるのも良いだろう。
水回りであれば壁や床板、土台が腐食している可能性もあり、どのような工法で、どんな材料を使用して補強するつもりか、
その大体の費用も計算してもらえることができれば予め備えができるだろう。
また、事前説明をしっかり聞いていなかったがために工事途中でプラン変更して費用がかかるケースも目立つ。
希望を伝えたつもりが伝わっていなかったことや勘違い、リフォームした部分としなかった部分の境目が気になって追加工事を希望する等が多い。
それも事前説明時に工事範囲や部材の材質、色等をしっかり確認していれば勘違いでの想定外の出費を防げる。
追加や変更工事の費用は契約時の見積りには入っていないので、安易に考えると後で驚く額の請求になる。
内部の劣化等による補強工事は事前に正確な費用を計算することは難しい。
外からはわからないことが多く、剥がしてみて初めて傷み具合がわかるので、補強する範囲、使用する金具等はそれから決められる。
しかし、築年数からある程度見当がつく場合は事前にかかる費用の目安を教えてくれるだろう。
工事費以外にも税金、登記関連、新調する家具等でも出費があることを覚えておかなければならない。
できるだけ変更や追加希望を出さないよう、事前にしっかりとチェックすることが大切だ。
リフォームの費用は必ずに数社で見積りをしよう
マンションでも戸建てであっても、長年住んでいると何かと不都合が出てきます。
特にマンションの方は、排水管の関係もあり、水回りの不具合は早めに直しておかないと、下の階の住人に迷惑をかけることもあるので気を付けなければなりません。経年劣化でリフォームを考えた場合に、一番気になる部分は壁紙のはがれや、汚れでしょうが、壁紙を張り替えるには家具の移動が必要ですし、家具をうごかすのであれば、床のフローリングの張り替えやトイレや風呂場、
洗面所もリフォームしてしまうもいます。
リフォーム会社によっては一つの作業を注文するよりも、家全体のリフォームをお願いした方が、パック料金で安くできるプランもあります。
このようなパックになっているサービスは、ほとんどの会社で提供されているので、各社で費用の見積りを出してもらい比較検討することが、望ましいです。初めから1社に決めてしまうと、実は他社の方安くても気が付かないままに終わってしまうからです。
同じ壁紙を使っての同じ技術の提供なのに、会社によって倍近く値段が違うこともあるので、リフォーム費用の見積りは必ず数社にしてもらわなければなりません。
大手の有名会社では、比較的高い見積りを出される傾向があるようなので、小さな工務店でも技術力が上なのに価格は安い
ということもあるということを念頭において妥協せずに費用は押さえて行った方が賢明です。
そうすることで、当初考えていた費用よりも格段に安く上がった場合、余った資金でリフォームの内容をグレードアップしたりすることもできますし、新調する予定はなかったカーテンや家具などを綺麗になった家に合わせて買い替えることもできます。
気を付けなければならないのが、工事を業者にまかせたきりにしないことです。
工事が始まったら、きちんとチェックをして手抜き工事をされていないか
確認しなければなりません。
納得のいかない箇所は細かいことでもやり直しをしてもらい、高い費用に見合った仕事をしてもらわなければなりません。