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理想のリフォームをどのように思い描くか?リフォーム、増改築を失敗しないために

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理想のリフォームをどのように思い描くか?

 

理想のリフォームをどのように思い描きますか?リフォームはパターン化されていないので、あなたの理想をどのように思い描くかが重要になります。

 

家のリフォームの要望を図面化するのは新築よりも難しい!

 

お客さまの要望を聞き出し、図面化するのが難しいのは、新築の注文住宅よりもリフォームです

新築であれば、ある程度パターン化されていますので、お客さまの要望がどのパターンに当てはまるかを考えれば、ほぼ要望を図面化することができます。

しかしリフォームの場合、要望があまりにも多種多様なので、パターン化はできません

そもそもリフォームには、様々な形態があります。

まず形を変えようとするリフォーム。水回り設備を取り替えるリフォーム。古くなったものを新しくするリフォームなど。

つまりひと言で「リフォーム」といっても、様々な要因が複雑に絡み合っているのです。

それゆえ、お客さまの要望を図面化するのは、新築よりも難しいといわれています。

 

 

原点に立ち戻ってリフォームを考えることが大切!

 

原点に立ち戻ってリフォームを考えることが大切!

 

それでは、どのようにすれば良いのでしょうか?

まずは、生活をどのように変えたいのかという原点に立ち戻って、お客さまの要望を聞き出すことから始めます。お客さまの要望は様々です。

家の不便や不満を解消したい人、1ランク上の生活をしたい人、単に間取りを変更したいだけという人など。

このような要望をうまく聞き出し、具体化した内容を図面に落とし込みます。その際、水回り導線や生活導線にも配慮します。

そうすれば、使い勝手の良いリフォーム図面が完成し、お客さまの満足度が高くなるでしょう。

 

 

二世帯住宅のリフォーム

 

二世帯住宅が多いのは東京です。なぜなら、地価が高いからです。

二世帯住宅にはトラブルがつきものだといわれていますが、リフォームの場合でも状況は同じです。

親世帯と子世帯の生活スタイルが異なりますので、二世帯の同居によりトラブルが起こるのは、必然的なことといえます。

 

新築の注文住宅をあとになっての変更はもったいない

 

かつての営業マン時代の経験で、新築で二世帯同居型の注文住宅を建てたお客さまが、3年後に完全分離型にリフォームしたケースがありました。

同居型のため玄関、リビング、浴室、洗面所が共同であったものを完全に分離したのです。

住み始めてから、同居型ではムリだと気づいたようですが、これはとてももったいない工事でした。

昔から「スープの冷めない距離」の近距離別居がベストだといわれています。

それを敢えて同居を選択するのですから、どこまでお互いに妥協できるのか、住み始める前に親世帯と子世帯とでよく考える必要があります。

 

リフォーム計画は今ではなく、将来をイメージすることが大切

 

二世帯住宅のリフォームでポイントになるのは、玄関、ポスト、インターフォン、メーター類、キッチン、リビング、浴室、洗面所など、共同で使えるものについて、今ではなく、将来どうしたいのかを親世帯と子世帯でよく考えることです。

今ではなく、10年後、20年後の将来をイメージすることがとても大切です。

これには、何度もリフォーム担当者と打ち合わせを行う必要があります。

 

二世帯住宅のリフォームを成功させるには?

 

二世帯住宅のリフォームを成功させるための秘訣は、打ち合わせに通常の4倍の時間をかけることです。

親世帯と子世帯のそれぞれで通常の時間の打ち合わせを行い、親世帯・子世帯一緒の打ち合わせで、通常の2倍の時間をかけると、合計で通常の4倍になります。

先にそれぞれの世帯で打ち合わせを行うのは、最初から一緒の打ち合わせを行うと、互いに気を遣って言いたいことが言えなくなるおそれがあるからです。

打ち合わせの中でもっとも重要なことは、共用スペースと完全分離スペースをどのようにするかを徹底的に二世帯で話し合うことです。

互いの意見をぶつけ合い、互いのプライバシーに配慮した妥協点を見つけられれば、成功の第一歩です。

 

 

リフォームでバリアフリーを実現する

 

リフォームでバイアフリーを実現

 

「バリアフリー」という言葉とよく耳にしますが、バリアフリーとは、「障害物がなく、段差のない家づくり」を意味します。

今では、ハウスメーカーが施工する注文住宅は、ほぼバリアフリー化していますが、築30年以上の古い家では、当然段差というものがたくさんあります。

 

住宅におけるバリアフリーの重要性

 

リフォームする意義は、将来に対する配慮にほかなりません。家の中にある段差は、加齢とともに躓く原因になります。

年齢を重ねるうちに、これまでは何ともなかった段差が安全な生活を脅かすことになり、不幸にも車椅子による生活を余儀なくされた場合、段差が大きな障害になってしまいます。

 

家の中のバリアフリーのタイミングと注意点

 

バリアフリーにリフォームする場合、融資を受けることが容易になり、金利が安くなるケースがあります。

補助金を受けられる場合もありますので、都道府県の窓口に問い合わせるようにしましょう。

バリアフリーの基本は、部分的ではなく、家全体をバリアフリーにすることです。この方が断然使い勝手が良くなります。

工事のタイミングとしては、今ではなく、将来どのようになるのかを想定した上で、適切な工事の時期を見定めるのが良いでしょう。

 

リフォーム計画で具体的にバリアフリー化した方が良い箇所

 

まずバリアフリーにしなければならないのは、水回りです。

浴室や洗面所の段差をなくすことが最低限必要になります。水回りは滑りやすいので、手すりの設置と段差の解消は必須です。

次に導線からバリアフリーを考えてみましょう。

家の中には、生活導線や水回り導線があり、これらが交差するところも、段差がない方が良いので、バリアフリー化が必要です。

最後にトイレ外開きのドア手すりの設置は必須です。

 

 

リフォームにおける耐震工事

 

リフォームにおける耐震工事

 

私が就職する数年前に、あの阪神淡路大震災が起こりました。

未曽有の大災害に見舞われたことで、建物の倒壊の恐ろしさが浸透し、耐震工事の関心が一気に高まりました

私がリフォームの営業マンを始めた頃、

「うちの家は、あんな大きな地震が起こっても大丈夫ですか?」

と、古い木造住宅に住んでいるお客さまによく尋ねられたものでした。

 

増改築、耐震工事は信頼できる専門家に相談する

実は、耐震工事は、十分に気をつけてやらないといけない工事なのです。

現状の耐震診断や構造計算を行わずに、ただ接合金具を大量に取り付けても、耐震性を高めることはできないからです。

このような工事でも、やらないよりはやった方がましかもしれませんが、その程度の意味しかありません。

リフォームの専門業者であっても、主に内装やインテリアを専門にしている業者では、耐震工事は不得意なこともあります。

こと耐震に関しては、リフォーム会社ではなく、信頼できる耐震の専門家に相談することをおすすめします。

問い合わせ窓口を設けている耐震診断を専門に行っている機関を紹介しますので、耐震性を危惧されている場合は、これらの機関に相談したあと、リフォームを検討されてみてはいかがでしょう。

 

メモ

耐震診断の問い合わせ先

「(財)日本建築防災協会」
105-0001 東京都港区虎ノ門2-3-20 虎の門YHKビル
TEL03-5512-6451  FAX03-5512-6455
URLhttp://www.kenchiku-bosai.or.jp/

「(社)東京都建築士事務所協会」
105-0011 東京都港区芝公園2-6-8 日本女子会館6F
TEL03-5401-1261  FAX03-5401-1571
URLhttp://www.taaf.or.jp/

「(財)東京都防災・建築まちづくりセンター」
150-8503 東京都渋谷区渋谷1-15-9 美竹ビル
TEL03-5466-2001  FAX03-5466-2183
URLhttps://www.tokyo-machidukuri.or.jp/

 

 

次に、リフォームや増改築で失敗しない為に、どんなことに注意すべきかを紹介していきますね!

 

 

まずは数社リフォーム会社の見積もりから概算費用を把握する

このあとリフォーム業者の正しい選び方と比較方法でも紹介しますが、リフォームには定価というものがありません

定価がないからこそ、業者から提案される見積もりが重要な材料になります。

まずは、相場を調べるためにも、口頭レベルで構いませんから、どのぐらい費用がかかるのか、見積もりをとることをおすすめします。

数社から提案を受ければ、だいたいどのぐらい費用がかかるのかを把握することができます。

 

 

リフォームの予算取り、リフォーム金額の把握

 

数社のリフォーム会社の見積もりから算出した概算費用が自分の立てた予算に合致しているかを、最初に確認します。

概算費用が予算をオーバーしていれば、軌道修正をしなければなりません。

修正後、今度は、3社~5社のリフォーム会社に見積もりを依頼して、実際にリフォームの商談を進めることになります。

リフォーム業者は、現地を調査した上でプランニングを行い、リフォームのプランを提案してきます。

プランに対する意見や要望、業者からのアドバイスなどを踏まえながら、プランを固めます。

プランが決まれば、最終的な見積もり額を提示してもらうことになります。

 

 

気を付けなければならないリフォーム、増改築の追加工事

 

増改築の追加工事には注意

 

リフォームで気を付けなければならないのは、リフォームには追加工事が発生しやすいことです。

リフォーム業者と打ち合わせを重ねていくうちに、あれも、これもといった感じで、リフォームしたい箇所がどんどん増えていくものです。

かつて私が担当したケースを紹介します。

 

船橋のお客さまの依頼で、リフォームを計画して現地調査を進めているうちに、屋根裏部屋が利用できることが判明しました。

収納が足りなかったので、お客さまの要望で、急遽、屋根裏部屋に可動式階段を取り付けて収納スペースに変更したことがあります。

このリフォーム追加工事の費用は、約80万円。決して安くはありません。

 

このように思わぬ変更や追加工事が発生する可能性が高いのがリフォームです。

予算は余裕をもって立てることをおすすめします。

 

リフォーム、増改築で追加工事が発生しやすい箇所

 

これまでの経験から追加工事が発生しやすい箇所は、次の2つです。

 

  • 電気配線回路の増設
  • 浴室・洗面所の設備の追加

 

一般的に「こんなものがあったらいいなぁ」という願望系の水回り設備が追加工事として発生しやすいといえます。

 

 

リフォームの見積もりの比較が難しい!

 

最初に申し上げたいことは、リフォーム会社の見積もりの比較がとても難しいということです。

かつての営業マン時代、お客さまから、こちらが出した見積もりと他社の見積もりと比較して、どこが違うのかを質問されることがよくありました。

私が応えられる範囲で、誠心誠意、競争相手の見積もりとの差を説明しようとしましたが、どうしても上手く説明することができませんでした。

実は、リフォーム業界には、見積もりの統一されたフォーマットや様式がありません

例えば、不動産の売買契約の場合、宅建業法により定められたフォーマットを使用しますので、比較するのが容易です。

新築住宅であれば、加盟団体で見積もり書のフォーマットが定められています。

しかし、リフォームには統一フォーマットが存在しません。なぜならリフォームには、多種多様の業者が参入しているからです。

 

住宅建設業ではない業者、建築事務所を持っていない業者でも、リフォームを請け負うことが可能なのです。ここに大きな問題があるといえます。

 

通常注文住宅を請け負う場合、建設業許可書が必要になります。

さらに保証も必要で最低10年。リフォームの場合は、建設業でなくても、一級建築士でなくても請け負うことができ、保証も必須ではありません。

このような事情が見積もりの比較を難しくしているといえます。見積もりの記載内容も、部材費と施工費を分ける業者もあれば、分けない業者もあります。

諸経費という名目で経費をプラスする業者もあり、ますますリフォーム会社の見積もりを比較するのを難しくしています。

 

 

各リフォーム会社の見積もりをどのように見れば良いのか?

 

リフォーム見積もりで注意してみる部分

 

それでは、どのようにすれば良いのでしょうか?

統一フォーマットがないため項目ごとに比較するのを諦め、まずやるべきことは、自分の要望が見積もりの中にどこまで反映されているかを確認することです。

時間がかかりますが、提案を受けた業者ごとに個別に確認するしかありません。

要望がきちんと反映されていない業者は、その時点で切り捨てます

すべての要望を取り入れている業者の中で、見積もり額を比較して、最終的に発注業者を決めるのが良いでしょう。

なお、値引きについては、業者の営業戦略の1つですから、値引き率自体を比較しても意味をなしません。「30%値引きしますよ」などのセールストークに惑わされてはいけません。

 

 

リフォーム見積もりのチェックポイント

 

かつてのリフォーム営業マンとしての経験から、リフォームの見積もりを見る際、チェックすべき3つのポイントを紹介します。

 

  1. 見積もりは詳細に書かれているか。部材費と施工費を区分し、具体的な数量が書かれているか。
  2. 見積もりで選ばれた部材や高額な設備などは、カタログだけではなく、現物で確認する。
  3. リフォームを平面図だけで判断するのは難しい。パース図や模型などでイメージを膨らます。

 

リフォーム、増改築の見積もりは詳細に書かれているか

 

まず見積もりは、部材費と施工費を区分している方が分かりやすいといえます。

さらに施工費の中でも、職人賃金と養生費を区分していれば、なお分かりやすくなります。

次に具体的な数量がきちんと書かれている見積もりが好ましいといえます。よくあるのが、「○○一式」という表記で済ませている見積もりです。

 

これでは、いったいどれだけ数量を必要としているのかが分かりません。

 

例えば、浴室をリフォームする場合、フル装備で見積もっている場合は、費用は約150万円かかります。

「○○一式」の記載だけでは、段差の解消や滑り止めなどの処置がされるかどうかも分かりません。

数量を明記していれば、きちんと積算しているという証明にもなり、その業者の信頼性にも繋がります

 

 

部材や設備などは現物で確認する

 

部材や設備などは現物で確認する

 

浴室や洗面所、トイレやキッチンなどの高額で毎日使う設備は、カタログを見るだけではなく、実際に目で見て確かめることが重要です。

面倒ですが、製造元の展示場まで足を運んで見てみることをおすすめします。

全面リフォームで床材を変更する場合、使う建材によって仕上げなどが大きく変わってきます

この場合も、カタログだけではなく、実際に建材メーカーまで出向いて、床材の感触や質感を確かめることをおすすめします。

部材や高額な設備などは、商品カタログだけで判断するのはとても危険です。

あとになって後悔する原因にもなりますので、面倒でも、実際に現物を目で見て確かめるようにしましょう。

 

 

リフォームを平面図だけで判断するのは難しい

 

リフォームは、完成しないと良し悪しが判断できません。

自動車であれば、例えば、トヨタの「マークX」という車種名を聞けば、内容がわかり、イメージできます。

ところが、リフォームはオーダーメイドゆえに、イメージしにくいといえます。

だからこそ、見積もりをとる際、目に見える形で、パース図や模型などを提示してもらうとイメージを膨らますことができます。

今は、CAD3Dプリンターなどがありますので、図面の作成はそれ程難しくはありません。

特にサイズ感は測りにくいので、このようなリフォーム図面が効果的です。

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