リフォーム工事のコツ

リフォームのメリット!修理・修繕で出来ることは?

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リフォームとは?

 

ここ数年、「リフォーム」という言葉をよく見聞きするようになりました。

雑誌やテレビなどのメディアでも、たびたび特集されています。それだけ、リフォームが注目を集めていると言えます。

そもそも、リフォームとはどんなものなのでしょうか?

 

 

1.修理・修繕とリフォームの違い

 

キッチンを例に挙げます。

火が安定しなくなったガスコンロは不便なので、新しいガスコンロに交換したいですね。

しかし、ガスコンロを入れ替える作業は「修理」「修繕」で、それはリフォームとは言えません。

キッチン全体の使い勝手を良くしたい、雰囲気を変えたい、ということでキッチンの設備を全て入れ替える。

これは、リフォームと呼べます。

つまり、リフォームとは「よりよい生活を目指して増築したり、改築・改装したりすること」と言えます。

ライフスタイルを向上させる、もしくはライフステージに合わせるために行われるリフォーム。

それは、家の老朽化などを理由とする改築・改装・修繕とは異なる、未来への「夢」がある作業と言えるのではないでしょうか。

 

1-1.リフォームでできること

既存の建物を活かしてさらにバージョンアップさせるリフォーム。

建て替えや新築にはない、リフォームの魅力、リフォームでできることはなんでしょう?

 

1-2.家族の思い出を残すことができる

リフォームならではのメリットとして一番にあげられるのは、家の思い出を残しつつ、新しい生活を送ることができる、という点です。

子供が生まれたり、親と同居したり…。ライフスタイルは変化するものです。

しかし、変化に合わせて住む場所を変えていきたいというのであれば、今まで住んでいた家を売却して、新たに住む家を探しても良いはずです。

しかし、リフォームでは、子供がつけた柱の傷などそれまでの思い出を残しながら、家を変化させていくことができます

実体験から生まれた不便や不都合を解消し、より快適な生活を送る。

リフォームの工程で家に対する愛着がさらに湧き、本当の意味で「自分の家」となっていく過程を体験することができるのです。

それこそが、リフォームならではのメリットです。

 

1-3.ライフステージの変化に対応できる

例えば、夫婦ふたりが2LDKの家を建てたとします。

大きい方の部屋が寝室になり、もうひとつの部屋は物置か来客用の部屋となるでしょう。

子供が産まれると、来客用の部屋を子ども部屋に当てるでしょう。

ではそこに置いていた荷物や来客用の部屋はどうしましょうか?

 

そこで、リビングの一部を来客用のスペースとし、荷物は屋根裏に収納するとします。そうなると、屋根裏の改修が必要になりそうです。

子供がもうひとり産まれると、さらに子ども部屋が必要です。

そこで、夫婦の寝室になっていた大きい部屋を共通の子ども部屋にし、夫婦の寝室は小さい部屋へ。

子ども部屋は大きな家具などで仕切って、ひとりずつスペースを作っても良いでしょう。

そして子供が独立したら、大小ふたつの部屋をつなげて広い部屋に改装し、のびのび生活するというのも素敵です。

壁を取るという作業はけっこう大掛かりなものですが、決して不可能なことではありません。

以上はあくまで一例ですが、リフォームでひとつの家がライフステージの変化に対応できるイメージができたかと思います。

 

1-4.エコロジーの観点からのリフォーム

リフォーム、エコ

 

戦後の日本の住宅の多くは、いわば一世代限りの「消費型住宅」と言えるものでした。

しかし、高度経済成長の時代が過ぎたことと、人々の意識が大量生産・大量消費からエコロジーへと変化したことが重なり、今では「ひとつの家に長く住むべきである」という考えが生まれています。

その点からも、リフォームは注目されている手法です。

 

1-5.家の変化を楽しむ

新築を建てる際に、ライフステージの変化を考慮する方もいると思います。

しかし、子供が産まれるのか産まれないのか、何人産まれるか、といったことは予測不可能なことです。

未知の部分にお金をかけるのではなく、ライフステージの変化が現実になってからでも、リフォームすることは可能です。

将来起きるさまざまな出来事が、どう自分の家を変化させていくのか、そんなことに思いを馳せることができるのもリフォームの良いところです。

 

1-6.古くなった家を蘇らせる

20年、30年と年月を経た住宅は、それまでにメンテナンスを怠っていると内装、外観ともに傷んできます。

親や祖父母の代から住み続けた家を、自分や子供も住み続けられるように蘇らせる。そんなことがリフォームでは可能です。

しかし、せっかく外装や内装をきれいにしても、肝心の構造部分に問題があるようではリフォーム後も長持ちしません。

長く住めるようにするためには、現状の家の状態を詳しく把握する必要があります。チェック項目として、大まかには次の5点が挙げられます。

 

 

2.リフォームする前にチェックするべき項目

 

  1. 構造上の老朽度
  2. 雨漏りの有無
  3. 壁内結露の有無
  4. シロアリ被害の有無
  5. 構造上の欠陥及び手抜き工事の有無

古い家ほど、工事前のチェックを入念に行い、問題を補修する必要があります。

重要な構造部分の問題を解決すれば、古い家を住みやすい家に蘇らせることができます。

 

 

3.住民の高齢化への対応

 

足腰が弱くなったという程度から寝たきりまで、それぞれの状態に合わせて設備を改善できるのがリフォームです。

階段に手すりを付けたり、入浴が楽になるようにバスルームを改装したり、廊下を広げるような構造に絡む模様替えもきちんとした設計がなされていればリフォーム可能です。

 

3-1.リフォーム工事においてバリアフリーの意義

建物の廊下の段差をなくし、玄関をスロープにすればそれでバリアフリーなのか、という疑問があります。

例えば、車椅子の生活を余儀なくされた人がいたとします。

その方も同居している人も料理が好きな場合、車椅子でも入ることができて、ふたりで使える広いキッチンがあると生活に楽しみが生まれるのではないでしょうか。

良心的な建築家であれば、身体が不自由になった本人の状況や生活スタイル、また同居者の意見もよく聞いていろいろな提案をしてくれるはずです。

本当に大切なのは、器具ではなく建築主の状況を考えたえ上で練られた将来のプランそのものです。

 

3-2.バリアフリー・リフォームはタイミングを見計らうことが重要

 

まだ身体が丈夫なのに、5年後、10年後を考えてあらかじめバリアフリー・リフォームを行う方がいます。

しかし、将来起きうることに対してリフォームする必要はありません。

現実にそれが起きてからでも対応可能なのがリフォームです。

例えば、新築の時からバリアフリーを意識して設計しても、自分がその恩恵を受ける前に生活環境の変化があって家を売ってしまう可能性もゼロではありません。

そもそも、身体が不自由にならないかもしれないのです。

こうなると、バリアフリーの器具自体がバリア、つまり障壁になってしまうこともありえます。

バリアフリー・リフォームは、タイミングを見計らって行うことが重要です。

 

 

4.家の耐震性を高めることができる

 

家、耐震性

 

震災の多い日本では、家の安全性は安心して暮らすための重要なポイントです。

家の構造体を補強するリフォームで、耐震性を高めることが可能です。改装などのリフォームは、自宅の耐震性をチェックする良い機会にもなります。

 

4-1.耐震チェックで自宅の健全性を見直す

 

2000年6月1日に建築基準法の改正が行われました。

これによって、木造住宅であっても構造的な検証を行わなければならなくなりました。

逆に言えば、2000年の改正前の建物の場合、耐震性が十分に考慮されていない可能性が高いです。

そのような建物をリフォームする時は前述したように構造チェックを行い、震性が十分にあるか確認しなければなりません。

改正以前の建物は、リフォーム前の補強にコストがかかり、立て替えたほうがいいような気すら起こります。

しかし、最近は耐震性をアップさせる構造用金物や補強材が登場していて、さまざまな手段が考えられるので、必ずしも建て替えの方がコストがかからないとは言えません。

それまで住んでいた、愛着のある家をリフォームをした時、耐震性に問題があることに気づいたとします。それは決して不幸なことではなく、むしろ家を健全な状態にする良いきっかけだと言えるのではないでしょうか。

リフォームを機に建物の健全性を見直し、補強して耐震性を上げることは、建物の寿命を伸ばすと共に、安心の生活にもつながります。

 

 

5.防音効果を高めることができる

リフォームでは音の問題を解決することも可能です。ここでは、一戸建ての場合について説明します。

 

5-1.外からの音を遮断する

防音には、「遮音」「吸音」という手段があります。

外からの音を家の内部に入れたくない場合、「遮音」を考えるのが基本です。

大まかに行って、固い素材ほど音を遮り、柔らかい素材ほど音を吸収します。

遮音のためには家を硬い素材で包むのが良いのですが、既存の壁を全部取り替えたり、家の外部を包むような方法はコストがかさみます。

まずは音が入り込んでくるすき間を少なくしたり、窓を防音ガラスに変える、という手段を取るのが一般的です。

また、車の交通の音が気になる、という場合、道路と家の間に高い壁や生垣を作ることも対策のひとつです。

 

5-2.内部の音を抑える

固い壁は遮音すると同時に、音を反射させて建物内部に伝えます。

その音を抑えるためには、壁や床に吸音させることです。

柔らかい素材ほど吸音するので、例えば2階の床材をフローリングからカーペットにしたり、天井や壁に吸音材を入れるなどの対策があります。

また、真四角な部屋は反響を起こしやすいので、壁を平行に配置しないようにすることでも、反響は抑えられます。

手軽に吸音したい場合は、硬い素材の窓ガラスや壁の前にカーテンなどを取り付けることでも効果を得られます。

 

 

6.シックハウス症候群への対応

 

6-1.シックハウス症候群って?

シックハウス症候群

「シックハウス症候群」とは、近年、住宅の問題として取り上げられることが多くなった症状で、住宅の中に存在する何らかの物質に身体が反応し、頭痛や目の痛み、吐き気などが起こることです。

その原因のひとつとして、建材などに含まれる有害な化学物質、またカビやダニなどがあります。

 

6-2.新しい家に多い化学物質の問題

古い家では、建築材料に含まれる化学物質が原因のシックハウス症候群はまず起こりません。

化学物質は時間の経過とともに発散してしまうからです。

反面、古い家でもリフォームで取り替えた床や内装などから化学物質が出てしまうことはあります。

 

6-3.化学物質の放出を改善する方法

建築材料から化学物質が出ている場合、それを改善する方法はふた通りあります。

ひとつは、原因となっている建築材料を撤去してしまうこと。もうひとつは、上から塞いで化学物質の発散を抑えてしまうことです。

理想を言えば、下地からすべて取り替えるのが良いのですが、上から塞いだ方がコストを低く抑えることができます

表面の素材だけを剥がし、下地の上に通気性のないフィルムなどを貼る方法がその一例です。

取り替える場合、漆喰やかき渋、漆といった天然素材がおすすめです。

ただし、クロスや内装材などはそれ自体が天然素材であっても、接着剤などに化学物質が含まれていることがあるので、注意しましょう。

建築素材から出る化学物質の一部を、短期間に発散させる「ベイクアウト」という処理を行うこともあります。

室内を暖めて化学物質の発散を促し、その後、換気するという手順を数度に渡って行う方法です。

 

6-4.カビやダニ対策

カビやダニが原因でアレルギーが起きることも多いようです。

カビは、湿気が高く、風通しの悪い場所で多く発生します。

問題はカビそのものよりも、カビが発生しやすい環境にあります。

湿気がたまらないようにし、風通しを良くすることが必要です。

 

 

7.エコリフォーム

 

「シックハウス症候群」について、主に問題にされている原因は、建材などに含まれる有害な化学物質です。

「エコリフォーム」とは、「シックハウス症候群の心配がない、自然素材を多用したリフォーム」です。

例えば、内装クロスを張り替えるような軽微なリフォームでも、新しく入れた素材や接着剤などに多量の化学物質が含まれていると、それがシックハウス症候群を引き起こすことがあります。

これを避けるには、リフォームに使わる建材などを吟味し、化学物質を含まないものを選ぶ必要があります。

 

7-1.エコリフォームに使われる素材

エコリフォームには無垢の木やしっくいが使われます。

床にスギやヒノキ、ベイマツ、パイン材を使い、天然成分でできた蜜蝋ワックスなどを塗ると、見た目の雰囲気や足裏の感触も良くなります。

壁にはしっくいや珪藻土がおすすめです。

もちろん、しっくいの中にも化学物質が含まれるものはありますので、充分な吟味が必要です。クロスなどを接着するにも、テンプン系やメチルセルロース樹脂系の天然素材を使います。

さらに、断熱材は炭からできた炭化発泡素材やウールなどがあり、エコへの意識の高まりと共に天然素材も種類が豊富になってきています。

 

7-2.どこまでエコ素材にこだわるか

天然素材は一般の素材に比べると価格が高めです。

どこまでこだわるかは、シックハウス症候群をどれだけ警戒するかによって変わります。

すでに深刻な症状が出ている場合は別として、リフォームに気軽に「エコ」を取り入れても良いのではないでしょうか。

 

 

私の体験談

 

エコ素材はどうしても価格が高くなってしまうので、安価で簡単に調達できる建材を好まれるお客様が多いです。

しかしエコ素材はやはり自然由来の素材ですので、人間の健康にアレルギーなどの影響を及ぼさず、人間と自然の調和を感じながら、生活できる空間を演出する効果を持っています。

家というのはやはりやすらぎの空間であり、その家に住む家族全員が不快な思いをせず、毎日を過ごせる空間であってほしいものです。

全ての居室に対してエコ素材を用いることはなかなか予算の都合で難しいかもしれませんが、例えば寝室のみ、天然の木材をふんだんに利用して落ち着ける空間にしてみるというのは、いかがでしょうか。

私が関わったリフォームの中には、寝室の天井の屋根で、ログハウスのような天井にしたことがありました。

天窓を付けて、まるで自然の中にいるような感覚で落ち着いて眠れるということでお客様には大変な好評をいただき、大工さんとともに喜んだのを覚えています。

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  • 満足いくリフォームをしたい

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「では、なぜ失敗や後悔の声が多いのか?」


失敗や後悔をしている方のほとんどの方に共通して言えることが、
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