マンション・アパートのリフォーム

予算を抑えたい!マンションリフォームのコツ

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マンション、リフォーム

 

マンションリフォームには多額の費用がかかりますし、リフォーム後、数年〜数十年使っていくため、失敗はしたくないものです。

家族が安心して快適に使っていけるリフォーム内容となるように、マンションリフォームのコツや注意点について事前に把握しておく必要があります。

そこで今回は、キッチンやユニットバス、配管など、マンションリフォームをする際のコツや注意点について紹介しています。

リフォームのコツや注意点が把握でき、リフォームの失敗を防げる可能性が高くなりますので、参考にご覧ください。

 

1.キッチンを移動させる際のポイントと注意点

 

「もっと動線をよくするためにキッチンを●●の場所へ移動させたい」と、キッチンの移動・リフォームを検討している場合は、ここで紹介するポイントや注意点について把握しておくことが大事です。

共用ダクトスペースとの距離や排水管の勾配、天井の梁など、これらを知らずに移動させると、後々困ってしまう可能性があります。

大事なポイント・注意点について一つ一つ確認していきましょう。

 

1-1.共用ダクトスペースとの距離や排水管の勾配に気をつける

マンションでキッチンを移動させる場合は、できるだけ現在の位置に近い場所に設置するようにしましょう。

なぜなら、マンションは一戸建てと違って、排気と排水の制限を受けるためです。

以下のように、換気扇は共用のダクトスペースから遠くなるほど、また、排水管は共用管から離れるほど問題が生じやすくなるため注意しましょう。

 

1-2.換気扇と共用ダクトスペースの距離

キッチンを移動させることで、換気扇と共用ダクトスペースとの距離が離れてしまう場合は注意が必要です。

距離が離れる分、排気ダクトを長くする必要がありますが、梁があるために排気ダクトを天井裏に通せないケースがあります。

排気ダクトは、共用ダクトスペースや外壁の排気口から離れるほど吸い込みが悪くなってしまうため、ニオイや煙を排出するのに時間がかかり、室内の空気環境が悪くなってしまいます。

排気面から考えると、キッチンを移動させるにしても、換気扇が共用ダクトスペースや排気口から離れない場所が適切です。

 

1-3.排水管には勾配が必要

排水管は、水がスムーズに流れるためにある程度の勾配が必要です。

しかし、キッチンを移動させてしまうと、マンションの共用排水管から遠くなるため、勾配がとりにくくなります。

勾配がとりにくいと排水管が詰まりやすくなるため、使い勝手が悪くなるだけでなく、ストレスも溜まりますし、余計な修繕コストもかかってしまいます。

キッチンを移動する際は、共用排水管から離れすぎないように気をつけましょう。

 

 

2.設備が古い場合は配管も新品に交換する

 

排水管、配管

 

もし、キッチンの設備が老朽化していることが原因でリフォームする場合は、キッチンだけでなく、給水管、給湯管、排水管、ガス管などの配管も傷んでいる可能性があるため、これらもリフォームと同時に新品に交換しておくと安心です。

ただし、取り替えができる範囲は決まっていますので、事前に確認してください。

 

 

3.移動先に梁が出っ張っている場合は有効活用する

 

ラーメン構造のマンションであれば天井に梁が出っ張っています。

しかし、キッチンを移動させた場所に梁があったとしても、ネガティブではなくポジティブに捉えて有効活用しましょう。

たとえば、吊戸棚を梁の手前に付けることもできますし、梁の下に取り付けることも可能です。

壁ふかしで梁と壁のすき間をふさいだり、梁の出幅を上手く使ってみてください。

そうすれば、キッチンの移動先も、いろいろな場所を検討できるようになるはずです。

 

3-1.壁ふかし

出っ張っている梁に吊戸棚を付ける場合は、壁ふかしを利用します。

木箱のような壁ふかしを付けることで、梁と壁とのすき間をふさぐことが可能です。

 

 

4.キッチンスペシャリストについても覚えておく

 

キッチンスペシャリストとは、キッチンスペースに設置されている設備機器について専門知識を有しており、キッチン空間のプランニングや設備の機能、使用方法などについて説明・アドバイスをおこなう職種の人です。

 

 

5.ユニットバスに取り替える際のポイントと注意点

 

ユニットバスへリフォーム工事をする際には、いくつかのポイント・注意点があります。

これらを理解したうえでリフォーム計画を立てないと、取り越し苦労な計画になったり、予想以上のコストがかかったりするため注意が必要です。

ここでは、ユニットバスに取り替える際の主なポイント・注意点について見ていきましょう。

 

5-1.ユニットバスとは?ユニットバスに取り替えるメリット

ユニットバスとは、あらかじめ工場でつくられた浴槽や壁、天井、床などを現場で組み立てて設置する浴室のことです。

規格化され工期も短いことから、浴室タイプの主流となっています。

浴槽のみは1点ユニットバス浴槽+洗面台は2点ユニットバス浴槽+洗面台+トイレは3点ユニットバスと呼ばれています。

ユニットバスに取り替える主なメリットは以下のとおりです。

 

5-2.掃除がしやすい

ユニットバスにするメリットの1つが、掃除がしやすいことです。

浴室は毎日使うものだからこそ掃除がしやすいかどうかは重要なポイントです。

ユニットバスは、浴室のために設計されているため、床や壁、天井など、汚れが付着しづらくカビが生えにくい材料が使用されています。

毎日の掃除がラクなので、清潔な状態を長く保つことが可能です。

 

5-3.水漏れのリスクが低い

 

ユニットバスは、水漏れのリスクが低いこともメリットです。

水漏れが発生すると他の部屋・住人にまで被害が出てしまいますが、ユニットバスは防水性に優れているため漏水の可能性が低いことが特徴です。

多くのマンションでユニットバスが採用されていますが、漏水の話を聞いたことがある人はほとんどいないのではないでしょうか。

 

5-4.工期が短い

在来工法の浴室は、職人が手作業でつくるため工期は長くなります。

しかし、ユニットバスは工場でつくられたものを現場で組み立てるだけなので、3〜4日もあればリフォーム工事が可能です。

工事中は、温泉施設などで入浴する必要があるため、工期が長いと余計にコストがかかってしまいます

ユニットバスへのリフォーム工事であれば、工期が短く余計なコストを安く抑えることが可能です。

 

5-5.在来工法より安い

在来工法は、さまざまな専門技術をもった職人が手作業で浴室をつくりあげるため、多くの人件費がかかります。

また、一邸一邸浴室のデザイン・設計が異なるため、材料の調達コストも高くつくことがほとんどです。

一方で、ユニットバスは規格化されたものを大量生産しているため、人件費や材料調達コストを安く抑えられます。

規模にもよりますが、在来工法よりユニットバスの方が安い費用でリフォームが可能です。

 

5-6.断熱性が高い

多くのメーカーがユニットバスの浴槽や壁、床や天井に、断熱性能の優れた素材を使用しています。

そのため、熱が逃げにくく、冬でも暖かさが保たれます。

浴室自体が暖かいため、ヒートショックの発生を防ぐことが可能です。

 

5-7使いやすい

ユニットバスは、全世代に対応した製品が多く、誰でも使いやすいように設計されています。

バリアフリー設計に対応しているものも多いため、高齢者の方でも安心です。

 

 

6.在来工法の浴室からユニットバスへ取り替える

 

マンション、リフォーム、ユニットバス

 

これまで使っていた在来工法の浴室から、ユニットバスへの変更を検討している人も少なくないのではないでしょうか。

在来工法からユニットバスへリフォームする場合は、柱と梁が問題となるケースがあります。

まず、浴室に柱がある場合はユニットバスの設置ができません。ユニットバスは、パネルの組み合わせなので柱があると入らないのです。

浴室に梁がある場合は、ユニットバスの一部を切除することで設置は可能です。

ただし、ユニットバスは床下に配管をするため、床から天井までの高さが一定以上必要ですし、浴室乾燥機を付ける場合は、さらにスペースが必要となります。

既存の床部分がコンクリートなどで仕上げられている場合は、配管の関係で床の高さが必要となるため、ユニットバスの設置は難しくなります。

 

6-1.ハーフユニットバスを最新のハーフユニットバスへ取り替える

既存のハーフユニットバスを最新のハーフユニットバスへリフォームする際は、排水の穴に注意する必要があります。

なぜなら、製品によって排水穴がまったく別の位置にあるためです。

その場合は、床を高くして配管に勾配をつける措置が必要です。

最新のハーフユニットバスは、浴槽と洗い場が一体になっているものは少なく、浴槽と床パンを現場でジョイントするタイプが主流となっています。

 

6-2.在来工法の浴室を在来工法でやり直す際の注意点

既存の在来工法の浴室を、再び在来工法でリフォームする場合は、防水工事からやり直して、配管もすべて新しいものへ取り替えることようにしましょう。

給水管や給湯管も老朽化している可能性があるため、リフォームを機に新しいものへ取り替えておくと安心です。

 

 

7.防音対策のポイントや注意点(床、壁、水まわり)

 

一戸建てと違い、マンションは多くの人が住む集合住宅なため、防音性能を高めるためにリフォーム工事するケースも少なくありません。

ここでは、床や壁、水まわりの防音対策を施す際のポイントや注意点について見ていきましょう。

 

7-1.床をフローリングにする場合

リフォームで、床をじゅうたんや畳からフローリングにすると、生活音が下の階に響きやすくなります。

そのため、フローリングにする際は、防音フローリングや二重床にするなどして、防音対策が必要です。

 

防音フローリング

その名の通り、防音性能が優れたフローリングのことで、生活音が階下へ響くのを防ぎます

予算の許す限り、遮音性の優れた製品を選ぶようにしましょう。

 

二重床

 

コンクリートの上に直接フローリングを張るのではなく、コンクリートとフローリングの間に、防振ゴム付き脚と合板が一体化した床下地システムを設けます。

コンクリートとフローリングの間に空間ができることで、生活音が響きにくくなります

 

7-2.壁の防音対策

リフォームで壁の防音対策を施したい場合は、本格的な防音工事をおこなうか、簡易的にボードを二重張りにするなどして防音性を高める方法があります。

どちらの特徴も把握したうえで、適切なリフォーム工事をおこないましょう。

 

防音工事

現在、遮音性の優れた素材が非常に多く開発されていますので、マンション事情に合うものを選択しましょう。

本格的な防音工事となるとコストもかかりますが、周囲への音漏れを気にせず生活ができます。

 

ボードの二重張り

本格的な防音工事をしなくても、ボードを二重に張ったり断熱材のロックウールを入れるなどして防音性を高めることが可能です。

本格的な防音工事より簡易的で予算も安く抑えられます。

 

7-3浴室やトイレの防音対策

浴室やトイレから聞こえてくる水音は、同じ部屋内だけでなく、隣や階下の部屋にも響くため、夜中は特に気になるものです。

隣や階下への音を防ぐのはマンション自体の防音対策が必要なため難しいですが、同じ部屋内であればトイレや浴室の隣に収納スペースを設けることで水音をかなり防げます。

 

 

8.給排水管、ガス管を取り替える際の注意点

 

マンションは、室内部分は専有部分で室内以外は共用部分になります。

そのため、給水管やガス管などの取り替えは、メーター(共用廊下にあるメーターボックス内)から室内側部分のみ可能です。

排水管はパイプシャフトの中に入っている場合が多く、スラブ上配管スラブ下配管の2つの配管方法があります。

スラブ上配管の場合はシャフトまですべて取り替えが可能ですが、スラブ下配管の場合は、下の部屋の天井に配管されているためすべてを取り替えることはできません。

今回は、マンションリフォームをする際のコツや注意点について紹介いたしました。

大事な点をおさらいすると、次の4点が挙げられます。

 

ポイント

  • キッチンを移動する際は、共用ダクトスペースとの距離や排水管の勾配に注意する
  • ユニットバスへ取り替える場合は、柱や梁に注意する
  • 防音対策は、リフォーム部分によって適切な工事をする
  • 給排水管などは、取り替えできる範囲が限られる

 

リフォーム前にコツや注意点を確認して、少しでもスムーズにリフォームを進められるようにしましょう。

 

 

私の体験談

 

マンションリフォームは、どうしても一戸建てのリフォームよりも気を配ることが多いです。

リフォーム事態の自由度が低いですし、周囲の部屋の住人の方に騒音などの迷惑がかかってしまうので、できるだけ早く施工を終わらせられるような工夫が必要です。

導入する機材や設備に関しても、お風呂の交換のときはユニットバスを使えば、工程を大きく短縮できるので、様々なコストを削減することができます。

一方で配管などの影響で、マンションの場合どうしても一部屋だけ凝ったリフォームをしたいと思っても、周辺の部屋の影響を考慮し、できることと、できないことが出てきてしまいます。

マンションリフォームを頼む時には、マンションリフォームに慣れた工務店に仕事を依頼すると良いでしょう。

機材の仕入先なども良いものを知っていることが多いです。

 

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