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増改築 リフォーム工事中に注意すべきこと

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リフォーム工事中、注意点

 

近隣への挨拶は不可欠

 

リフォーム工事の際、近隣に対する配慮がとても重要になります。 まずは、私の営業マン時代の失敗を紹介します。

 

中野区の戸建住宅のお客さまから請け負ったリフォーム工事。 600万円程度の内装改修が中心で一部外壁を直す工事でした。

外壁を直す以上は、足場を組む必要がありますので、近隣への挨拶は不可欠でしたが、お客さまから、隣とはとても仲が悪く険悪な関係なので、挨拶は一切しなくてよいとの申し出があったのです。

これを真に受けてしまい、お隣に挨拶することなく、工事を始めたところ、工事車両を入れさせないなどの嫌がらせを受けました。

現場から報告を受けた私は、慌てて菓子折りをもってお隣に挨拶に行ったのですが、手みやげさえも受けとってくれないのです。それからが大変でした。

騒音や臭いで逐一クレームをつけてきました。とてもやりにくい工事だったのを今でも覚えています。

 

このケースは、完全に施工業者のミス。お客さまが何を言ってきても、近隣には挨拶すべきだったのです。

お客さまと一緒に近隣に挨拶するのが理想的ですが、それができない場合は、施工業者だけでも挨拶すればよかったのです。

持参するのは、何も菓子折りでなくても、タオル程度のもので十分です。住宅とは、周りとの協調で成り立つものです。

内装工事だけであればともかく、屋根や外壁の塗装などを伴う工事では、近隣への挨拶は不可欠なのです。

 

 

近隣に対する配慮

 

近隣に対する配慮は、挨拶をすればそれ済むわけではありません。

 

たとえ1日で終わる工事であっても、工事車両の駐車、資材や設備の搬入、工事により発生する騒音や埃、臭いなどで近隣に迷惑をかけることになります。

見知らぬ工事関係者が出入りしますので、防犯面で不安を与えてしまうおそれもあります。

このような迷惑や不安を少しでも緩和するためには、工事の内容、期間や時間帯など、工事に関する情報を近隣に積極的に提供するようにしましょう。

工事を行う以上、たとえ小さな工事であったとしても、近隣に影響を及ぼすことを忘れてはいけません。近隣に対する配慮を怠らないことが、工事中のトラブルを防ぐ第一歩になるのです。

 

 

マンションリフォームでは音だけではなく臭いにも注意!

 

マンションのリフォーム工事の場合、騒音は上下階にとどまらず、躯体を伝わってかなり広範囲に響きます。

音に限らず、塗装の臭いも、玄関やベランダ、換気口から予想以上に広範囲に流れていきます。

中でも臭いは、体質によっては、我慢できない不快感を与えてしまうおそれがありますので、特に注意しましょう。

マンションの場合は、両隣と上下階にとどまらず、斜め上や下の部屋にも挨拶しておくのが良いでしょう。

 

 

外壁塗装リフォームは要注意!

 

外装のリフォーム

 

戸建住宅の外壁をリフォームする場合、足場が隣家との境界線を超えて、隣家の庭の植木に接触したりすることがよくあります。

塗装を吹き付ける際、思わぬところまで飛沫が飛んでしまう可能性もありますので、細心の注意が必要です。

このような場合、適切に養生することで被害を最小限度に抑えることができますので、どのような養生をするのかを必ず施工業者に確認するようにしましょう。

 

 

リフォーム工事中の防犯対策

 

扉や窓、サッシなどを取り替えるリフォームの場合では、一時的にこれらを取り外したままの状態になることがあります。

このような場合、シートなどで覆っておくだけでは、カッターなどで容易に切りとられ、外部からの侵入を許すことになり、防犯対策としては十分ではありません。

合板などを打ち付けるなどして、簡単に外部から侵入できない対策をとる必要があります。

 

 

住みながらのリフォーム工事はストレスが溜まる

 

「住みながら工事をするか、引越して工事をするか?」で取り上げましたが、住みながらのリフォーム工事は、工事関係者の出入りや資材の搬入、工事による騒音や埃、臭いなどで、家族に忍耐を強いることになります。

工事現場と隣り合わせの生活が続くことで、家族に精神的な大きな負担をかけることになりますので、家族の精神面をケアすることが大切です。

ときには、気分転換をはかり、家族で出かけたりしてリフレッシュすると良いでしょう。

 

 

リフォーム工事中のチェックポイント

 

これも、私の営業マン時代の失敗談になりますが、ぜひ気をつけてほしいことなので、紹介しておきます。

 

引越してリフォーム工事をすることになり、費用の関係でお客さまが遠くに仮住まいをしたケースです。

工事中は一度も見にこなかったお客さまが、工事完了後に見にきて、「イメージと全然違う!」「雰囲気がまったく違う!」という厳しいクレームを付けられました。

たとえ遠くても、途中で確認にきてもらえばよかったのですが、こちらが遠慮して敢えてお願いしませんでした。

すでに工事は完了していますので、今さらどうしようもなく、お客さまに我慢してもらうしかなかったのですが、営業マンとして配慮不足だったことは否めず、とても後悔しました。

このような事態に陥らないために工事中にチェックすべきポイントをいくつか紹介します。

 

 

気づいた時点ですぐ確認する

 

住みながらの工事では、日々の工事の進捗状況が一目瞭然です。「これは契約内容と違うのではないか?」「あれは希望したグレードの設備とは違う気がする」など、疑問をいだいたときは、すぐに担当者に確認することが重要です。

工事が完了してから、「これは違う!」とクレームを付けて、やり直してもらっても、手間と時間がかかります。

工事中であれば、変更や手直しが容易で、すぐに対応できます。

工事中に「これは違う!」と思ったら、すぐに担当者に確認するようにしましょう。

 

 

工事の進捗状況を確認する

 

リフォーム業者から渡された工程表のとおりに工事が進捗しているかを確認することも大切です。

一見すると工事の途中で、あとでやってくれると思える場合でも、工程表で確認すると、その工事が終了していたというケースもあります。

その時点ですぐに指摘すれば、簡単にできた工事も、あとからやり直すと工期も費用もかかります。

場合によっては、仕上がりが綺麗にならないケースもありますので、留意する必要があります。

 

 

変更は早めに申し出た方が安くなる

 

工事の途中でリフォーム内容を変更したい場合は、早い時期に申し出た方が追加費用を安く抑えられます。申し出が遅くなればなるほど、一度作ったものを壊して、やり直さなければなりません。そうなると、作った費用壊す費用、さらに作り直す費用がプラスされますので、追加費用が大幅に嵩んできます。

追加費用がかかるため変更を申し出るのを躊躇うことが多いですが、遅くなればなるほど費用が嵩みますので、変更は早く決断する必要があります。

 

 

増改築リフォーム計画は家族全員の参加で検討しよう!

 

増改築リフォーム計画は家族全員の参加で検討しよう!

 

ひとりでリフォームのプランを決めないこと

はじめにリフォームをしようと言うのは、ほとんどの場合が奥様です。

そして、そのまま奥様がリフォームの内容すべてをひとりで決めて、工事に踏み切ってしまうことも多いようです。

そのため、ちょっとした修理や修繕のリフォームを何回も行い、新しく手入れをした場所と古いままの場所がちぐはぐになって、次々とリフォームを繰り返さざるを得なくなることが起こります。

奥様に限らず、家族のうち誰かひとりの判断でリフォームをしてしまうと、それならばあれも、これもついでにと、追加のリフォーム要望が出てくる可能性があります。

手軽なリフォームだからと簡単に考えず、最初から家族全員でお互いに話し合い、意見を聞くことが大切です。

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  リフォームするきっかけは何ですか?リフォームしようと思うきっかけは、人それぞれで様々な動機が考えられます。   20年間に及ぶリフォーム会社の営業マンとしての経験から、リフォー ...

 

それは本当に適切なリフォームやリノベーションの方法ですか?

私の友人が、浴室をリフォームした時の話です。

友人の S さんは、浴槽に穴が開いてしまったため、慌てて設備業者に電話をしました。

設備業者がすぐに来てくれて、その浴槽と同じ新しい浴槽に取り替えてくれたそうです。

そのため、さほど費用もかからずリフォームができて、友人は安心したと言います。

しかし、その話を聞いた私は、何となく納得がいきませんでした。その理由は、ホーロー浴槽に穴があくということは、相当な年月が過ぎているはずです。

その場合、浴槽だけでなく、風呂釜は大丈夫なのだろうかと思ったのです。

 

家族それぞれに住宅リフォームへの希望がある

家族それぞれに住宅リフォームへの希望がある

 

実際に友人の家のリフォームを見せてもらいにいった時の話です。私は S さんのお家の浴室を見せてもらいに行きました。

Sさんのご主人とも友人であるため、久しぶりにお忙しいご主人とお目にかかりました。私が何気なく、この間リフォームされた浴室のことだけれど、と話し始めると、ご主人はこう言いました。

「そのことで怒っているんですよ。僕は忙しくて日曜もたまにしか休めないから、小学生の息子と一緒にお風呂に入りたかったんです。

浴槽に穴が開いたのなら、まだスペースがある庭に増築することもできるのだから、息子とお風呂に入りたいという希望も叶えてもらいたかったのに」

 

そこで、最初に浴槽を取り替えてくれた設備業者に依頼して、改めて浴室のスペースを広げる増築を依頼しました。

もちろん、その設備業者は喜んでリフォームをしてくれましたが、穴の開いた浴槽の取替えという最初のリフォーム工事はムダになってしまったのです。

S さんが最初からご主人とリフォームの相談をしていれば、浴槽の取替え費用は不要だったことになります。

S さんのお家の浴室は、親子で一緒に入っても余裕のある大きな浴槽と、親子ふたりで体操もできる浴室になりました。

「浴槽の取替え費用は損したけれど、この浴室はたいへん気に入った」とご主人は感想を述べています。

家族でしっかりと検討することで家族中が良くなるといったメリットもリフォームにはあるのです。

 

 

実際にあったトラブル

 

リフォーム中のトラブル

 

参考までにリフォームの営業マン時代に経験したり、見聞きした実際にあったリフォーム工事中の失敗やトラブルを紹介します。

気を付けていれば、避けられるトラブルばかりですが、リフォーム工事には、下請け業者や大工・左官などの職人、その他多くの関係者がかかわりますので、期せずしてリフォームの失敗やトラブルが起こってしまいます。

 

マンションで水漏れ!

 

水漏れのトラブル

マンションのリフォームでもっとも多いトラブルは、水漏れです。

これは、マンションの浴室のユニットバスを交換する工事でのトラブルです。

交換工事が完了し、新しいユニットバスを使い始めて1週間後、階下の洗面所の天井から水漏れしているというクレームが入りました。

原因を調べてみると、ユニットバスの配管を繋ぐ部分の接合が甘く、そこから水が漏れ出し、階下に伝い漏れていました。階下の浴室もユニットバスのため真下には漏らず、隣接している洗面所の天井から水漏れしていました。

これは完全な施工ミスで、しかも単純な接合不良

直ちに施工業者は、配管工事をやり直し、洗面所の内装の貼り替え工事をしましたが、工事期間中は洗面所が使えなくなり、階下の住人に迷惑をかけてしまったケースです。

 

隣の植木に塗装が!

 

外壁のリフォームで足場を組んで、外壁に塗料を吹き付ける工事でのトラブルです。

吹き付け作業中に急に風が強くなったのにそのまま作業を続けたために隣家の植木に塗料がかかり、鮮やかな緑の松が白い斑模様になってしまいました。

植木を塗装し直すこともできず、隣家には、斑模様のままで我慢してもらうほかはありませんでした。

このケースは、風が強くなった時点で作業を中断するか、もしくは隣家に断りを入れて、植木に養生をしていれば、避けられたトラブルです。

結果的に手間を惜しんだために起こったトラブルといえます。

 

マンションでガス管を切断!

 

マンションのリフォームで、リビングと接する和室をフローリングに替えて、リビングを広げる改修工事でのトラブルです。

リビングと和室の間にある敷居を取り外す際、敷居の下に埋設されていたガス管を切ってしまったのです。

すぐに元栓を締めてガス管を取り替えたのですが、近隣にガスの臭いが広まり、大騒ぎになりました。

これも事前の調査不足による単純な施工ミス。工事をする前に設計図面で確認すれば、敷居の下にガス管があることが分かったはずです。

 

エレベーターの鏡を割ってしまった!

 

マンションのリフォームで、大型のシステムキッチンを上階に搬入する際、エレベーター内に取り付けられていた鏡を割ってしまったというトラブルです。

梱包された大きな機器をエレベーターに運び込む際に、機器の角が鏡に当たり、割ってしまったようです。

運び込む際、エレベーター内の養生をきちんとしておけば、このようなことは起こるはずもありません。

特にエレベーター内に鏡があるときは、細心の注意を払って養生をしなければなりません。養生の手間を惜しんだためにトラブルが起こったケースといえます。

 

養生用テープの跡が残った!

 

戸建住宅の玄関のリフォーム工事でのトラブルです。

玄関ドアを新しく取り替えたので、キズが付かないようにダンボールを貼り付けて養生をしたのですが、工事完了後に養生を取り外すと、新しいドアにシミが付いてしまったのです。

よく調べてみると、ダンボールを貼り付けた粘着テープの粘着部分が、長時間直射日光に当てられたために溶けて液状になり、それがドアの表面を変色させたようです。

これではせっかくのリフォームが台無しになりますので、結局ドアを再度取り替えることになりました。

 

塗装の臭いでクレーム殺到!

 

マンションの内装のリフォームで、大がかりな塗装工事でのトラブルです。

湿気が溜まるマンションだったので、内壁に防カビタイプの塗料を吹き付ける工事をしました。

少し臭いが強い塗料を使ったために、換気に配慮してすべての窓とベランダを開け放して吹き付け作業をしていたところ、近隣から変な臭いがするというクレームが殺到しました。

部屋内に臭いがこもらないように換気に配慮したのがアダとなったケースです。

戸建住宅と比べると、マンションの場合、予想以上に臭いに敏感に反応することが多いので、気を付けましょう。

 

 

トラブルを防ぐために事前に確認しておくこと

 

リフォームでチェックすること

リフォーム工事で実際に起こったトラブルを見てみますと、単純な施工ミスを除くと、1つは事前の調査不足によるトラブル

もう1つは、養生をきちんとしなかったために起こるトラブルです。この2つのケースが意外と多いのです。

そこで、トラブルを未然に防ぐためにリフォーム業者に確認すべき3つのポイントを紹介します。これらを確認するだけで、かなりのトラブルを回避できるはずです。

ポイント

  • 工事前にどのような養生を行うのか?
  • 近隣に対する配慮をどのようにするか?
  • 設計図面などで給排水管がどこにあるのかをチェックしたか?

 

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